絨毯が完成するまで |
ここでは、絨毯が完成するまでの行程をお伝えしています。
その前に |
僕の実家でもある、中山町にある『穂積繊維工業』が製造工場となります。
~創業70余年~
初代 勇(祖父)が地元に産業をという想いで創業しました。
~二代目の急逝~
二代目 寛光が、約25.6年前、当時芸工大生であった新潟出身の女性2人と、麻とウールの新しい絨毯を誕生させました。
それがこちらです
もしかしたら、見たことがあるかもしれませんね。
F/スタイルというデザイナーです
そんな2代目は、約12年前に突然他界しました。
とてもショックな出来事でした。
そして、現在は長男 勇人 が三代目をしております。
そして、次男である僕ですが、
~Rug∞Life(ラグライフ)~
敷物のあるくらしが、さらに豊かで快適なくらしになるというという理念のもとで、企画販売をしております。
実際、敷いた後のイヤでも(笑)視界に飛び込んでくる心地よさは本当におススメです。
さまざまな想いも一緒に織り込んだ一枚は、世界中探してもどこにもない心地いい一枚です。
手にしてもらうとわかりますが、かなりしっかりとした作りとなっており、とても長く愛用いただけます。
海外・大手メーカーのように、大量生産で安く作ることはできませんが、さまざまな想いを織り込んだ一枚を、職人さんが丁寧に作ります。
作り手にとっても買い手にとっても想い入れのある絨毯です。
無駄を省くという意味で、在庫も持っておりません。受注してから生産となります。
サステナブル、SDGsなどの言葉を耳にする機会が多くなりました。
これからの考え方として、
『大切に長く使う』という無駄のない地球の未来を!
という意識がとても大事です。
⇩イベントしたり、これから楽しいことしようとしています
それではどうぞ |
絨毯が完成するまで |
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①布を張る
木に打ち込まれた釘に、ゆるみがないようにしっかりと張り付けます。
結構、力が要りますが、ここが重要な作業です。
ここが緩いと全体が緩んでしまいます。
②布にデザインを記入する
決定したデザインを鉛筆で写します
①も踏まえてご覧ください(約17秒)
③糸を打ち込んでいく
ハンドタフティングと呼ばれる特殊な機械で、1本ずつ打ち込んでいきます。
動画ご覧ください(約1分40秒)
④裏面にノリを塗り、一枚張り付ける
ラテックスというノリで、同じサイズの布を張り付けます
これをすることで、しっかりとした厚みが生まれ、ほつれを防ぎます。
⑤しっかりと乾かす
冬場はこのような、業務用の大きいボイラーで一気に乾かします。
⑥裏面を整える
手作業で丁寧に貼り合わせていきます
⑦仕上げ
ウールで立体的な作業があるアイテムについては、ハサミを入れ整えていきます。
⑧完成
大分発~サッカーショップWMON”モン”~
オリジナルマットを製作させていただきました!
とてもかっこいいアイテムが多いですよ。